ゆみんぐ ~Yumi+Programming~

弓道とプログラミングを楽しむブログ

Ruby技術者認定試験silverに合格しました

年末の話ですが、Ruby技術者認定試験のsilverに合格しました。

【公式サイト】Ruby技術者認定試験

なぜ試験を受けようと思ったか

フィヨルドブートキャンプで学習を進める中で、Rubyの基本的な文法とかメソッドの知識が足りないと実感しました。Ruby技術者認定試験ではそこのところが補完できるかなと思い、とりあえず模擬問題集であるRubyExamination(REx)をやってみることにしました。

【参考】REx - Ruby Examination 【参考】Rexの使い方

どうせやるならただ問題集を解くよりも、試験合格を目指してやって合格できれば一石二鳥じゃん!と思って受験を決めました。受験にあたり参考にしたのは以下の記事です。

【参考】Ruby Silverに合格したので、勉強方法をまとめてみた(2019年2月版) - Qiita

【参考】Ruby技術者認定試験Silver version 2.1を受けて… - Qiita

勉強した期間

RExを始めたのが2021/10/4で、試験が2021/11/27だったので、大体2ヶ月弱の勉強期間でした。 メインはフィヨルドブートキャンプなので、仕事の昼休み等の空き時間にコツコツ進めた形です。

やったこと

勉強したのは主に次の3つです。同時並行ではなく順番にやってました。

  1. REx
  2. Ruby技術者認定試験合格教本
  3. 模擬問題集
・REx (10/4〜10/23)

まずはRExから始めました。これはスマホでできるので昼休みを使って解いていました。

1日1回、大体30分ぐらいかかります。だんだん問題も見慣れてくるため、最終的には20分ぐらいになったかも。ただ解くだけではなく、間違った問題を良く復習して潰していくのが試験勉強の王道かなと思います。

本番は50問出題で合格ラインが75%のため、38問正解がボーダーラインとなります。結果は毎日Twitterで報告していました。

日付 点数 日付 点数
10/4 40 10/14 86
10/5 66 10/15 94
10/6 54 10/16 88
10/7 66 10/17 84
10/8 76 10/18 98
10/9 78 10/19 92
10/10 72 10/20 90
10/11 76 10/21 88
10/12 74 10/22 92
10/13 88 10/23 90

初めの方は本当に出来が悪く、当てずっぽうで答えているのも多い状態。ただ、8割は同じ問題で残り2割で違う問題を出すような作りになっているようなので、何回もやっていると流石にわかるようになってきます。反復は大事。 ただ、問題の内容が選択肢の順番も含めて全て同じなため、何回も繰り返すと選択肢で覚えてしまうという悪い状態になってきたため、一旦休止して書籍のRuby技術者認定試験合格教本をやることにしました。

Ruby技術者認定試験合格教本 (10/24〜11/23)

教本はSilverとGoldの出題範囲がわかるようになっているため、Silverの部分のみを解き進めました。動作はターミナルでirbを使って確認することもあり。1回全体をざっと進めて、苦手なところを復習。少しづつなので1ヶ月ほどやっていました。

・模擬問題集とREx (11/24〜11/27)

テキストが一通り終わったので試験の公式ホームページにリンクがある模擬問題集を解いてみました。現在はPDFの配布ではなくGitHubで公開されています。点数は覚えていませんが70点ぐらいだった気がします。合格ラインに届いていないのでかなり焦った記憶が。

【参考】silver_j.md

模擬問題集の復習をしつつ、もう一度RExをやってみました。テキストを一通りやったおかげで解説を読んでも理解度が前回と違いました。でも9割を超えられなかったことに危機感が…。

日付 点数
11/24 92
11/25 88

後はテキストや模擬問題集の見直しで当日を迎えます。

試験当日

試験は全国のPCスクールのようなところでオンラインで受験するような形式で、日付と時間は自由に選べます。

当日は1時間半ぐらい早く着いてしまったので、カフェでこれまでの復習をしました。後は他の合格者の記事を見て、ミニツクという問題集を載せているサイトがあることを知ったので、最終確認としてざっとやりました。ここから何問か同じような問題が出題されたのでやって良かったです。

【参考】ミニツク - Rubyのe-ラーニング研修システム

試験会場で受付をして、PCブースに通されて試験開始。

持ち込めるものは一切ありません。机に紙と鉛筆が置いてあるので、メモはそれでしろとのこと。紙は試験後回収されます。

RExと同じように選択肢をどんどん選んでいって、答えが怪しい問題はフラグを立てられます。後で確認しやすいです。

全て解答したら解答完了ボタンで早く終了させることも可能です。試験時間は90分ですが、自分は2回ぐらい確認しても45分ぐらいで終わってしまったので、早く終了させました。

ちなみに、終了したら即結果が表示されるので、この時が一番緊張した気がします。変な汗をかきました。

結果は90点で合格!ギリギリかと思っていましたが余裕でした。

感想

こうして2ヶ月弱の試験勉強は良い結果で終えることができました。受験した感想をいくつか書いておきます。

  • 受験を通じて、基礎的なRubyの文法力は確実に身についた。これはRExで反復した効果が大きいと思う。
  • 試験に使っているRubyのバージョンが古い。2.1とかだったかも。フィヨルドブートキャンプでは3.0を使用しているので、そちらで使っている書き方では不正解になることがある。公式教本にも「これ以降のバージョンでは対応している」とか書いてある。これを覚えておかなければいけないのが面倒。
  • RExは選択肢を覚えてしまい効果がだんだんと低くなる。模擬問題集とか色々な問題を解いた方が良い。
  • RExの問題がそのまま出題されることは少ない。解答の根拠をしっかり押さえておく必要がある。
  • 合格して就職に役立つかは未知数。(たぶん関係ない気がする)
  • おそらく落ちていても費用対効果の面で2回目は受験していなかったかも。

午前中の試験だったので、合格後にちょっとリッチにランチをとりました。

試験からの開放感もあり、最高の美味しさでした!これだけでも受験したかいがあったかも!

これから受験される方の参考になれば幸いです。